仕事はいきがいではなく手段!外資コンサル目から鱗の仕事のやりがい

1. 仕事の基本を身につける

こんにちは、シゴデキのもっちです。

今回は、多くの人が悩む「仕事の意義」について深掘りしていきたいと思います。

「なぜ働いているのかわからない…」「毎日同じことの繰り返しで、何のためにやってるんだろう…」

そんな悩みを抱えていませんか?実は、私もそんな時期がありました。

管理職になりたての頃、毎日深夜残業が続いて、0歳児の育児と重なって…もう、てんやわんやでした。「これって、一体何のためにやってるんだろう?」と。

でも、大丈夫です!そんな悩みから抜け出す方法を、お伝えします。

仕事の本質を理解することの重要性

仕事の本質を理解することで、以下のような変化が起こります。

  1. モチベーションが爆上がりする
  2. 仕事の質が劇的に向上する
  3. ストレスがグッと減る
  4. キャリアの方向性が明確になる
  5. 仕事と生活のバランスが取れる

これだけでも、仕事人生が180度変わりますよ。

仕事の本質を理解する5つの黄金ルール

価値創造の視点を持つ

自分の仕事が誰かにとってどんな価値があるのかを考えることが大切です。例えば

  • 自分の仕事は、誰のために行っているのか?
  • その人(または組織)にとって、どんなメリットがあるのか?
  • そのメリットは、さらに誰かの役に立っているか?

どんな仕事にも、必ず誰かのための価値があります。例えば、清掃の仕事。一見地味に見えるかもしれません。でも、清潔な環境を保つことで、多くの人の健康を守り、快適な生活や仕事を支えているんです。これって、すごく大切な価値じゃないですか?

個人と仕事を分離する

仕事は一生懸命やるけど、「所詮は仕事」って割り切ることも大切です。なぜなら、仕事と自分を同一視しすぎると、失敗した時にダメージが大きすぎるからです。

適度な距離感を保つことで、客観的に仕事を見られるようになります。そうすると、より効率的に、創造的に仕事ができるんですよ。

得意を活かし、苦手は任せる

自分の得意なことは積極的にやる。苦手なことは、できるだけ他の人に任せる。そうすると、自然とモチベーションが上がって、成果も出やすくなるんです。

苦手なことを誰かに任せることで、その人の得意分野を活かせます。これって、チーム全体の生産性を上げることにつながりますよね。

長期的視点を持つ

仕事の本質を理解するには、目の前の作業だけでなく、長期的な視点を持つことが大切です。

長期的な視点を持つことで、日々の判断や行動に一貫性が生まれます。ちょっとした工夫や改善が、将来大きな成果につながるかもしれない。そう考えると、毎日の仕事がより意味深くなりますよね。

継続的な学習と成長

仕事の本質を理解するには、常に学び、成長し続けることが欠かせません。なぜなら、仕事の環境や求められるスキルは常に変化しているからです。

小さな積み重ねが、大きな変化を生み出すんです。

「仕事は手段である」という考え方

これらすべての基礎となる重要な考え方があります。それは「仕事はいきがいではなく手段である」ということです。

仕事を人生の全てにしてしまうと、かえってストレスが増えたり、視野が狭くなったりしてしまいます。でも、仕事を「手段」として捉えると、視点が変わってくるんです。

仕事は、私たちの生活を支え、自己実現や社会貢献を可能にする「手段」なんです。つまり、仕事そのものが目的ではなく、仕事を通じて何を実現したいのか、どんな人生を送りたいのかを考えることが大切なんです。

実践のためのヒント

一気に全部はできなくても、まずは小さなことから始めてみましょう。例えば:

  1. 仕事をする時に目的から考える
  2. 通勤時間を活用して、仕事の全体像を考える
  3. 週末に30分だけ、今週の仕事を振り返る時間を作る

仕事の本質を理解するための具体的な行動

仕事の本質を理解するための具体的な行動をいくつか提案します。

  1. 業界のトレンドを理解する: 自分の仕事が属する業界の最新トレンドや課題を理解することで、自分の仕事の位置づけがより明確になります。
  2. 他部署について学ぶ: 自分の部署以外の仕事内容を理解することで、会社全体の中での自分の役割が見えてきます。
  3. 顧客やユーザーの声を聞く: 可能であれば、直接顧客や最終ユーザーの声を聞く機会を作りましょう。それによって、自分の仕事の影響をより直接的に感じることができます。
  4. メンターを見つける: 経験豊富な先輩や上司にメンターになってもらい、定期的に仕事について相談する機会を作りましょう。
  5. 仕事の説明をする: 友人や家族に自分の仕事について説明する機会を作りましょう。わかりやすく説明しようとすることで、自分自身の理解も深まります。
もっち
もっち

僕も常にこれらの行動ができているわけではありません。特に忙しくなると、直接の仕事に関係ない行動は減っていきます。ただ、忙しい時こそ「なんのために仕事をしているのか?」という軸をもっておかないと、判断を誤ったり病んでしまったりするので要注意です。

仕事の本質理解がもたらす変化

仕事の本質を理解し、実践し始めると、少しずつですが確実に変化が現れます。私自身の経験を例に、その変化をお伝えしましょう。

仕事面での変化

  1. クライアントとの関係改善
  • クライアントの課題をより深く理解しようと努めるようになりました。
  • 結果:提案の質が上がり、クライアントからの信頼も厚くなりました
  1. 効率性の向上
  • 自分の得意分野に集中するようになりました。
  • 結果:仕事の効率が上がり、新しいことを学ぶ時間が作れるようになりました。
  1. 創造性の向上
  • 仕事と私生活のバランスを意識するようになりました。
  • 結果:不思議と仕事のアイデアが湧いてくるようになりました!

プライベート面での変化

私の具体的な体験をお伝えします:

  1. 問題の認識
  • 深夜残業が続き、息子の寝顔しか見られない日々が続いていました。
  • ある日、妻から「いつまでこの生活が続くの?」と訴えられ、ハッとしました。
  1. 行動の変化
  • 上司と調整して休みをもらいました。
  • 仕事の優先順位を見直し、18時には帰宅するよう心がけました。
  1. 予想外の結果
  • 最初は不安でしたが、集中力が増して生産性が上がりました。
  • むしろ成果が出るようになったんです。
  1. 生活の質の向上
  • 息子と一緒に晩ご飯を食べられるようになりました。
  • 寝る前に本を読んであげる時間ができました。
  • 息子の笑顔を見て、仕事以外の時間の大切さを実感しています。

これらの小さな変化の積み重ねが、今の私を作っているんです。仕事の本質を理解することで、仕事もプライベートも充実させることができるのです。

仕事の本質理解(新入社員と管理職)

新入社員の場合

新入社員の皆さん、焦らないでくださいね。仕事の本質を理解するのは、一朝一夕にはいきません。むしろ、今はたくさん吸収する時期なんです。

でも、そんな中でも「仕事の本質」を意識することはできます。例えば:

  1. 先輩社員や上司に「この仕事の目的は何ですか?」と聞いてみる
  2. 自分の仕事が、会社全体のどこに位置づけられているか考えてみる
  3. お客様やエンドユーザーの立場に立って、自分の仕事の意味を考えてみる
もっち
もっち

僕が見てきた中で優秀だなと思った若手は、大体が自分の仕事の目的まで理解していました。そして、そういう人が出世していっています。なんで、その仕事をやっているのか?と質問した時に「⚪︎⚪︎さんから指示されたから」とだけ言って目的が言えない人は伸び悩んでいました。

管理職の場合

管理職の皆さんの役割の一つは、まさに部下の成長を支援することです。以下のようなアプローチを試してみてください:

  1. ビジョンを共有する: 会社や部署の大きな目標を常に共有し、個々の仕事がそれにどうつながっているかを説明する。
  2. 「なぜ」を大切にする: 指示を出す際には、必ず「なぜそれが必要か」を説明する。部下から質問があれば、喜んで答える姿勢を見せる。
  3. フィードバックを丁寧に行う: 仕事の結果だけでなく、プロセスや工夫についても具体的にフィードバックを行う。特に、仕事の本質に沿った行動については高く評価する。
  4. 成長の機会を提供する: 部下に新しい挑戦の機会を与え、その経験から学ぶことを促す。失敗も学びの機会として捉える文化を作る。
  5. 定期的な1on1ミーティングを行う: 部下と定期的に1対1で話す機会を設け、仕事の意義や課題について深く話し合う。
もっち
もっち

自分から部下に対して「なぜ」を説明するのは大事ですが、部下が行ったことについて「なぜ」を連発すると、場合によってはロジハラ(ロジックハラスメント)になることがあるので注意が必要です。日本の会社の中では、なぜなぜ分析が広まっていますし皆さんもよく使うと思うのですが、部下を追い詰めないように一定の配慮はあるべきです。

私のコーチングを受けたメンバーの中には、仕事一辺倒だった人が多かったですが、定期的に仕事以外の生きがいについて考えるようになることで「やりたいこと」「大切にしたいこと」が明確になり、むしろ仕事の質が上がった結果、収入が10%から20%増えた方もいます。

仕事にやりがいを感じられない場合

仕事の本質を理解することは、やりがいを見出す大きなきっかけになります。

なぜなら、仕事の本質を理解すると、自分の仕事が誰かの役に立っていることや、社会にどんな影響を与えているかが見えてくるからです。そして、それは大きなやりがいにつながります。

ただし、注意点があります。仕事の本質を理解しても、すぐにやりがいが湧いてくるわけではありません。むしろ、理解したことを基に、自分なりの「意味づけ」をしていく過程が大切なんです。

例えば、経理の仕事をしている人なら、「正確な数字を管理することで、会社の意思決定を支えている」と捉えることができます。営業職なら、「お客様の課題を解決することで、社会をより良くしている」と考えられるでしょう。

このように、自分の仕事を大きな文脈の中に位置づけることで、新しい意味や価値を見出すことができるんです。

もっち
もっち

ここで書いた仕事のやりがいは王道ですが、僕は仕事のやりがいがお金や地位であったとしても問題ないと考えています。法律や一般常識の範囲内で成果を出すことが仕事に求められることなので、当人が仕事にやりがいを感じているかいないかはある側面からは問題にならないからです。仕事にやりがいを感じていて成果を出せない人よりも、仕事にやりがいは感じていないかもしれないけど成果を出す人の方が、会社からの評価は高いです。

仕事の本質理解がもたらす長期的な効果

仕事の本質を理解することは、短期的な効果だけでなく、長期的にも大きな影響をもたらします:

  1. キャリアの一貫性: 仕事の本質を理解することで、キャリアの選択に一貫性が生まれます。転職や昇進の際にも、自分の強みと組織のニーズをより適切にマッチングできます。
  2. リーダーシップの向上: 仕事の本質を理解していれば、チームメンバーにも明確な方向性を示すことができます。これは、将来的なリーダーシップの発揮につながります。
  3. イノベーションの源泉: 仕事の本質を理解することで、既存の方法にとらわれない新しいアプローチを考案しやすくなります。これは、業務改善やイノベーションの源泉となります。
  4. ワークライフバランスの改善: 仕事の本質を理解することで、効率的な働き方が可能になります。結果として、プライベートの時間を確保しやすくなり、ワークライフバランスが改善されます。
  5. 社会貢献の実感: 自分の仕事が社会にどう貢献しているかを理解することで、より大きな満足感と誇りを持って仕事に取り組めるようになります。

よくある質問と回答

Q1: 上司や会社の方針と合わない時、どうすればいいですか?

A1: まず、会社の方針をよく理解し、自分の考えとの共通点を探してください。小さな範囲から工夫を始め、徐々に成果を出していくのがいいでしょう。どうしても合わない場合は、転職も選択肢の一つです。

Q2: 忙しくて仕事の本質を考える余裕がありません。どうすればいいでしょうか?

A2: 仕事の本質を理解すると効率が上がります。通勤時間や週末の30分を使って仕事を振り返る習慣をつけてみてください。小さな努力が大きな変化を生みます。

Q3: 新入社員ですが、仕事の本質をどう理解すればいいですか?

A3: 先輩や上司に仕事の目的を聞いたり、自分の仕事の位置づけを考えたりしてみてください。新鮮な視点で疑問や提案をすることも大切です。

もっち
もっち

仕事の本質理解は大事ですが、止まって考えるのではなく走りながら考えることが大事です。仕事には期限があるので、仕事の本質がわからなくても走りながら考えましょう。

Q4: 仕事の本質を理解すれば、やりがいは生まれるのでしょうか?

A4: 仕事の本質を理解すると、自分の仕事の意義が見えてきます。それを基に自分なりの「意味づけ」をすることで、やりがいが生まれやすくなります。

もっち
もっち

先ほども触れましたが、やりがいを感じないからといって、すぐに仕事を辞めるという判断をする必要はありません。やりがいがある仕事は素晴らしいですが「給料が低くて家族を養うことができない」のであれば、決して幸福とはいえないでしょう。

Q5: 管理職として、部下に仕事の本質を理解させるにはどうすればいいでしょうか?

A5: ビジョンを共有し、「なぜ」を大切にしてください。フィードバックを丁寧に行い、成長の機会を提供しましょう。自身がロールモデルとなり、部下との1on1ミーティングも定期的に行うことが効果的です。

Q6: 仕事を『手段』と捉えると、情熱や献身が失われませんか?

A6: 必ずしもそうではありません。仕事を手段と捉えつつ、その過程に情熱を注ぐことは可能です。例えば、家族のために働くことを目的としつつ、仕事自体にも全力を尽くすことができます

まとめ

  1. 仕事の本質を理解することで、モチベーションが上がり、仕事の質が向上する
  2. 5つの黄金ルールを意識して、日々の仕事に取り組む
  3. 仕事は「手段」であり、それを通じて何を実現したいかを考える
  4. 小さな一歩から始め、継続的に実践することが大切

確かに、一朝一夕には変われません。でも、大切なのは、まず一歩を踏み出すこと。そして、その一歩を続けていくことなんです。

私自身、コンサルタントとしてのキャリアを始めた頃は、毎日が必死でした。英語が話せないことがコンプレックスで、入社時TOEIC225点だったんです。でも、コツコツと努力を重ね、TOEICも700点を超え、海外の同僚とも仕事を進めることができています。

この経験から学んだのは、小さな積み重ねの大切さです。仕事の本質を理解することも同じです。日々の小さな意識の積み重ねが、やがて大きな変化を生み出すんです。

みなさん、今日からでも少しずつ始めてみてください。朝5分でも、通勤中でも、ちょっとした隙間時間でいいんです。「自分の仕事は誰のためになっているんだろう?」「もっとこうしたら、価値が高まるんじゃないか?」そんなことを考えてみるだけでいいんです。

仕事の本質を理解することは、単なるスキルアップではありません。それは、あなたの人生をより豊かで意味のあるものにする鍵なのです。

私自身、コンサルタントとしての経験を通じて、仕事の本質を理解することの重要性を痛感してきました。最初は単なる数字の分析や報告書の作成だと思っていた仕事が、実はクライアントの未来を左右する重要な意思決定のサポートだったのです。この理解が深まるにつれて、仕事への取り組み方や満足度が大きく変わりました。

仕事の本質を理解することは、単に仕事が上手くなるだけじゃありません。それは、人生をより豊かにする方法なんです。なぜなら、私たちの人生の大部分を占める「仕事」により深い意味を見出せるからです。

その小さな一歩が、やがて大きな変化を生み出します。そして、その変化があなたの人生をより豊かで、充実したものにしていくはずです。

あなたも、今日から少しずつ始めてみてください。仕事の本質を理解する旅は、決して終わることのない、でも非常にやりがいのある旅です。この旅を通じて、きっと新しい自分、新しい可能性を見出すことができるはずです。

そして、もし途中で迷ったり、困ったりしたら、このブログ記事を思い出してください。私たちは皆、同じ旅の途上にいるのです。一緒に、より充実した仕事人生を目指していきましょう!

さあ、明日からの仕事、どんな風に変わるか?楽しみですね!

一緒に、より充実した仕事・人生を送っていきましょう!

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